いじめの社会理論

いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体

いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体

前に読もうと決めて買った本。
読み応えがある本、というか理解するのにとても苦労しました。まるで社会学の教科書を読んでいるような気分でした(実際、筆者自身もこの本は「学術書」として位置づけていますが)。勢いだけで行動すると痛い目を見るという実例。


一応書いておきますが、「“いじめ学”の時代」を読んでこの本に興味を持つのはいいと思いますが、(「いじめ学の時代」で記述されているとおり)この本はあくまで学術書です。書かれている内容自体はとても有意義だと思いますが、読むには相当の努力と覚悟が必要だと思いますので、手を出す人は注意してください。