電波男

ネタフリはさておき本題。年末に買ってた本だったんですけど、1ヶ月ほど放置してました。

電波男

電波男

この本を「電波男の妄想」と切って捨てるのは簡単。だけど、少なくとも僕は以下の点に同意するし、今も同じような疑問を持って生きている。

 俺だけじゃない。俺と同じ魂を持つ、心優しく生きたがっている、愛を求めて妄想の世界に生きているオタク男たち全員が、軽蔑と嘲笑と搾取の対象にされているのだ。
 だから俺は勝手に、心が優しすぎてこんな目にあってもなおも何も言わずに黙って耐えているオタクのみんなに成り代わって、この三次元の世界、恋愛資本主義が支配する世界に「NO」を突きつけずにはおられなくなったのだ。
 愛されずに人殺しになる人間がいる。
 その一方で、愛されなくても、オタクになっておとなしく生きる人間がいる。
 なぜ、誰にも迷惑をかけずに生きる道を選んだ俺たちが、なおも差別されなければならない。

誰か、答えて欲しい。