吉報!大学生の43%が「エンジニアって魅力的」/Tech総研

ソフトもハードも含めてエンジニア全般の話。尤も、理想と現実が異なるのはエンジニアに限った話では無いですが。

それでは、エンジニアと聞いて真っ先に浮かぶ仕事のシーンとは?
これは、大きく分けて3つに分類された。プログラム系、ハード系、研究系である。

このカテゴリで分けるなら、僕はプログラム系になります。以下、「プログラム系エンジニア」とします。
他の系統の実態は知らないので、バイアスがかかっているであろうことはご容赦下さい。

アンケートの結果を見てみると、学生のもつエンジニアに対するイメージは意外にも良く、約半数が魅力的だと感じている事実がわかったのだ。その理由を調べてみると、もっとも多い理由として「時代の最先端で仕事をしているから」というもの。若い学生たちにとって、時代のニーズにこたえ、自分たちの力で新しいものを次々と開発していくというエンジニアの仕事は、憧れの的だったのだ!
実際にインタビューに答えた学生2人も、エンジニアという職業が今の日本を大きく支えていると感じていた。「エンジニア=未来を切り開く」という定義が学生の間では浸透しており、魅力を感じる最大の要因となっているようだ。

COBOLエンジニアのことも、時々でいいから思い出してあげてください。
時代の最先端では無いですけどまだ現役バリバリですよ。

現役大学生の60%以上が「エンジニアはもてない」と感じている、残念な事実が発覚。それでは、具体的になぜエンジニアはもてないと感じているのだろうか?実は、インタビューをした2人の学生と300人のアンケート結果は、ほぼ同じ意見だったのだ。それは、「仕事が多忙なため、出会いもないし、恋愛自体をしている時間がない」という時間的な問題点と「女性だけではなく、同性に対しても口べたな人が多そう」という対人的な問題を指摘する意見だ。

言うまでもありませんが、プログラム系エンジニアでも結婚している人はいますし、恋愛している人もいますよ。僕の感覚としては、プログラム系エンジニアの結婚率は一般的なそれとあまり変わらないと思います。もっとも、残業デフォルトな環境でまっとうな家庭(恋愛)生活を送れているかどうかは知りませんけど。特に子持ちの人はキチンと子育て出来ているのかどうか、逆にこっちが心配したいくらいです。
異性にもてない原因は「仕事が多忙な為」というよりは、恋愛するための時間を自分で管理出来るかどうかという、個人的な資質に関わってくるんじゃないんでしょうか。勿論、対人的な問題もありますけど。


あ、僕は結婚もしてませんし恋愛もしてません。正に自分で指摘した理由が原因です_| ̄|○
誰か僕の恋愛スケジュールを組んでください。マジで。

それは、まずは自分自身がエンジニアであることを楽しみ、胸を張って仕事をしていくことではないだろうか。社会の未来を担い、誰も知らない先端技術を生み出していくエンジニアは、決して魅力のない職業ではない。その誇りを胸に、世の中の生活をがっちり支えていく姿を学生たちにもっとアピールできたら、日本のエンジニア業界は今後もより盛り上がっていくだろう。

ケチつけるわけじゃないですけど、「誰も知らない先端技術を生み出していくエンジニア」ってエンジニア全体の何パーセントなんでしょうかね。
プログラム系エンジニアの中に「先端技術を産み出すエンジニア」がいないわけでは無いですが、僕のような凡庸なプログラム系エンジニアにしてみれば、先端技術を憶えることの方が先決ですし、またその量も多いですし、憶える(調べる)時間なんていくらあっても足りないくらいです。


最後に、このエントリを見ているプログラム系エンジニア志望の学生さんに一言。
正直言って、ソフトウェアの開発は肉体的にも精神的にも重労働です。肉体的には長時間労働、精神的には社内・社外からの様々なプレッシャーがその要因です。
この業界を目指すことに反対はしませんし、寧ろ歓迎しますが、その前に実際にこの業界で働いている人と話をして、自分の思いを相談してみてみることを強く勧めます。理想や想像だけでこの業界に入ることは非情に危険です。
あと、こんなネットの僻地にある無駄テキストを見ている暇があるんだったら、さっさと友達と遊びなさい。どの業界でも同じですが、最後にモノを言うのは人間関係です。そういうものは学生の内にさっさと築いておいたほうがいいですよ。